先日初めて胃の内視鏡検査を受けた。
ビビリなので薬で眠っている間に検査してもらえるところで。
これまでの麻酔の経験は歯医者さんで親知らずを抜いたときくらい。
点滴でつながれた先の小さなパックを見て、こんなんでほんとに効くんだろうか…？せっかくお金払うのにあんまり効かなくて結局苦しい思いしたら嫌だなぁ〜なんて思っていた。
検査室に運ばれて、体勢を整えて、口に筒を咥えさせられてから「ゆっくり深く呼吸してくださいね〜」と言われ……
3回呼吸したらスコーンと落ちた！！
看護師さんに声をかけられて気がついた時点で検査後30分ほど経過していたらしい。意識が戻ってからも、しばらく頭にもやがかかったみたいにぼーっとしていた。
なんかめちゃくちゃびっくり体験だった……鎮静剤すごい…！！
学生時代に「麻酔ってなんで効いてるのか実はあんまりよくわかっていない」「経験則で使ってる」みたいな話を聞いた。興味があるようなないような話だけど、そもそも麻酔なんて自分の人生には無縁だろうという超楽観的考えで、結局いまに至るまで「麻酔＝実はよくわかっていないブツ」みたいな認識でいる。
そんなよくわかっていないブツの効き方や効果時間のファンタスティックさにめちゃくちゃ興奮した。
いやそもそも鎮静剤と麻酔が同じようなものなのか全く違うものなのかもよくわかっていないけれど（勝手に似たようなものかと認識してしまってる）、とにかく時間を吹っ飛ばされるスタンド攻撃とかってこんな感じなのかなってくらいアメイジングな体験だった。
鎮静剤でさえこんな「え？いま何が起こったの？え？すごくない！？」って興奮するくらいだから、そりゃ麻薬なんかクセになるんだろうなって思った。
書いてて思ったけどラリホーもよく効く人はウトウト眠くなる感じじゃなくてスコーンと落ちるのかもしれないな…？
鎮静剤打たれるライドウとかクロコダイン見たいなー！
あとはラリホーかけられるヒュンケル。ラーハルトでもいい。
ハッと気がついて「いま…眠っていたのか…？」とか思いながらスッキリしない意識のまま立ちあがろうとするんだけど立てなくてガクッとひざをつくみたいなやつ。容易に想像できる……！見たい。